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ゲームディレクターってなんだろう(転換期)
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6年目にようやく
自分なりのディレクター(≒リーダー)像を確立して
7年目に入りました。
この年もいろいろありまして(そのいろいろは割愛しますが)
夏にはディレクターを後輩に譲り
私はそのヘルプに回るかたちで
アシスタントへ戻ることとなります。

これだけ書くと、5年目同様
過去と同じポジションに戻ったことになるので
下手をすれば『停滞』となりかねないところですが
私はこの期間を『転換期』と称したいのです。

5年目と大きく異なったのは、
自分個人ではなく、チーム単位で
物事を考えられるようになった部分かと思います。

試行錯誤をしながら、チームメンバーとともにやってきて
数字を伸ばしてきた結果、ふと気づくのです。

「あれ、数年前よりずっと、選択肢が増えてる…」

ここまで、取捨選択を繰り返す日々でした。
「今やることじゃない」とあきらめたものがいくつもあります。
それが、チームのメンバーの力を借りることで
あるいは、ここまでコツコツと積み重ねてきたおかげで
実現可能な状態になっていたのです。

新卒期…
指導者の先輩はこう言いました。
「今、君の指導に時間を割くのは
将来、私が楽をするためにやっていること」

当時はピンときていませんでした。
私が気にしないように、そう言ってくれてるんだろうな~
くらいに感じていました。
でも自分が先輩の立場になってみて、ようやく
その言葉の意味を実感したのです。

ああ、やみくもにあきらめなくていいんだって。
あきらめないためにできることがあるんだって。
そう気づいてからの、迷路をやっと抜けたような感覚は
とても記憶に新しいです。

新卒期には
「チームで仕事するの向いてない(´・ω・`)」とグズグズ言っていました。
停滞期には
「頼れる人は誰もいない。私がやらなきゃ」と追い詰められました。
躍進期でさえ
「チームメンバーとのモチベーションの差をどう埋めるか…」と
頭を悩ませていたのが、いつの間にか…

「チーム全体で成長するのが、
私のやりたいことを実現させるための近道なんだ」
そこから
「もっとチームひとりひとりの成長をサポートしてあげたい」

そんな革命ともいえるべき感情の変化が起きたのでした。

とはいえ私もまだまだ若輩者…
私自身が学ぶこともたくさんある中で
指導という言葉を使うのはどうにも気が引けてしまいます(´・ω・`)
ですので、ここ最近とくに心掛けていたのは
チームメンバーの気持ちに寄り添って
素直な気持ちを引き出してあげながら、
新しい挑戦や、新しい課題が見つかるように
タスクを調整して回してあげることでした。

技術的な面よりも、モチベーションの管理を
優先したかたちです。

ここまで4部構成で書いてきましたが
そろそろまとめに入ります。。

今回、出産という私的な理由でのお休みとなり
チームに残したメンバーには苦労をかけるはずで
それについては申し訳ない気持ちもあるのですが
一方で、私が不在の中で
新しい挑戦ができるチャンスなのではないかとも思うのです。

そうして、私が再び現場に戻った時に
ひとまわりもふたまわりも成長したチームメンバーに会えるのを
とても楽しみに思うとともに
私自身も出産・育児というまったく新しい体験を経て
また違ったものの見方を手に入れて帰っていきたいのです。

ここまでの振り返りもまた
今後私がどう成長していきたいかを考えるうえでの
地盤として活用していけたらと考えています。

長くなりましたが、振り返りはこのあたりで(∩´∀`)∩
【2019/07/03 14:20 】
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