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「あなただけ 見つけられなくて」
『いっつも、泣いてる気がする』
頭を撫でる手は不慣れで、慰める気があるのかないのか、からかうような笑顔。わたしの心へ鮮やかに焼きついた。
泣き虫だなんて言うから、そんなことないって抗議した。
本当は、嬉しいって笑いたかった。あなたの記憶に、笑顔を残したかった。
ーー過去形で綴られる思い出は、後悔と等しく、悲しみに胸を染める。
どんなに涙を流しても、あなたの声は聞こえない。
『笑ってくれないの? 俺があんたを思い出そうとすると、泣き顔ばっかで困る』どうして、あなたが困るの、と言い返して馬鹿にされた。『会いたくなるじゃん』
ーー泣いてるよ、いま、わたし。視界が歪むくらいに。ぬぐいきれないほど、後から後から滲んで、零れ落ちる。
いつ褪せるとも知れない笑顔に怯えた。遠ざけて、失う未来に慣れようとした。
過去にできないのは、わたしのほう。完全に再生できない、彼の声。

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RURUTIA『深藍』からのRITHEM『パラドックス』。
とりあえず息抜きしたいときにはララちゃん泣かせておく←
【2014/01/28 12:05 】
迷子 | コメント(0)
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