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    「優しさでしまい込んだ傷痕 いっそキスで塞がせて」
     大丈夫。
     そう言って、彼は笑った。
     アイドルとして人々に愛される整った顔立ちが作る笑顔に
    言葉を失う。
     こんな笑い方をする人だっただろうか。
     まるで。
     突き放されたみたい。
     拒絶よりも残酷に、わたしの心を切り裂いたのは、
    それが、わたしを想って引かれた線だったから。
     踏み込めなくて、立ち竦む。
     せめて、言葉だけでも届けられたら。
     絡み付く「不器用」に窒息しそうで。
     声は出ないのに、涙は溢れるの。
     痛い。イタイ。と叫ぶの。

     無力なわたしは可愛そう。
    救いを望んで伸ばされた手に、
    差し出した愛情を受け止めてもらえる確証なんて
    甚だしい程の自惚れならば。
     優しくしないで欲しい。
     篭の中で穢れない天使は、あなたに触れた時に捨てたから。
     臆病を噛み締めて、
    震える足で、つま先立って
    それでもまだ埋まらない距離を無理矢理引き寄せる。

     押し当てた唇が
    角度を変えて、
    何度も触れて確かめ合う。
     混ざり合う吐息の熱量すら
    二人が作り出す音楽だと
    教えてくれたのはあなただから。
     この気持ちが伝わればいい。


    (宮野真守:オルフェ)


    お好きなカップリングでどぞ。
    【 2012/07/10 23:27 】

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