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    なはる
     これは、わたしの誕生日を一ヶ月前に控えた日のお話。
     朝早くからわたしを呼びに来た那月くんは、とってもご機嫌でした。
    「幸せそうに眠るあなたを、本当はずっと見ていたいけれど。」
     頬に触れた口づけは優しくて、だけど、わたしの心を掻き乱す。
    「おはようございます、僕の天使。
     ――やっぱり、この綺麗な瞳が目蓋で隠されてしまうのは勿体無いです。」
     体を起こしたわたしの手に、大きな手が重なる。ベッドの軋む音がした。
     悪戯に鳴るキスは、咄嗟に目を閉じたわたしの目蓋に落ちて、
    「あなたの双眸はまるで、煌めく星空を抱いているよう。
     ねえ、僕を映して。果てもない瞳の宇宙、閉じ込めてしまってかまわないから。」
     紡がれる愛の言葉が、吐息が、唇に感じられて、わたしの頬は真っ赤に染まります。
    「僕が守るただ一人の、最愛のお姫様。
     声を聞かせて。僕達に訪れた朝の光に応えて、一日を始めましょう?」
    「……おはようございます、那月くん。」
    「はい、ハルちゃん。」
     にっこりと満面の笑みが向けられた。
    「朝から刺激が強すぎます~…。」
     恋人の熱っぽい視線に未だ慣れることは叶わず、わたしはふるふると頭を振った。
    【 2012/04/22 21:12 】

    | 迷子[うたプリ] | コメント(0) |
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