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    AS*HI その2
    本日収録される音楽番組は、インタビュー形式のトークと
    パフォーマンスステージの二つで構成される。
    トーク用のスタジオに入室し、先導するADの
    「AS*HIさん入ります!」
    の言葉に続けて、三人は
    多くのスタッフがいる空間すべてに
    「よろしくお願いします。」
    と、声を揃えて響かせた。
    ポップな色使いの、リビング部屋を模したセットの中央には
    三人がけの黄緑色のソファがある。
    左から真斗・音也・那月の順に腰をおろして
    スタッフが四つのビデオカメラの位置を手で示すのに
    打ち合わせと差違はないと確認して頷いた。
    続いて、インタビューを担当する声優の音声は後録りであるから
    指示はボード紙に書き込まれるとの説明がなされる。
    これも控え室で聞いた通りで、
    まみむじ君の声、聞きたかったです。と
    那月は、番組のメインキャラクターに会えないことを残念がった。
    新人である彼らについたヘアスタイリストは一人で
    慌ただしく、三人分の最終調整を行なう。
    その間中そわそわする音也を、真斗が短い言葉で宥めた。
    ディレクターの合図がかかる。
    Q出しのカウントの、4から後の静寂を経て
    アイドルAS*HIはカメラに向かって笑顔を向けた。

     *

    ソロとして売る前に、期間限定グループとして世に出しておいて
    名前と顔を覚えてもらうことは非常に有効である。
    「Sの、四ノ宮那月です。」
    「H、聖川真斗だ。」
    「Iの一十木音也だよ!」
    番組キャラクターとの掛け合いを想定しながら、
    他との区別をはかる多少誇張した口調での自己紹介は
    現役アイドルの月宮林檎の直接指導の元で
    イントネーションまで含め緻密に計算されている。
    それぞれのイニシャルをとったグループ名は
    名前を印象づけるという目的に対して効果的であるし、
    『"A"はどこからきたの?』と、話題に欠かない。
    「三人ともAクラスだったんだ。」
    言葉足らずな音也に続けて
    「俺達三人は3月に早乙女学園から卒業したばかりだが、
     その級友で、そろってAクラスに所属していた。」
    と。真斗が言い直す。
    「as Hi という言葉には、もっと高く、
     三人で高みを目指して行こうという意味が込められているんですよぉ。」
    やんわりとした口調で那月が付け加え、他二人に向かって微笑みかけた。
    ――と、ここまでで三人の役割分担とキャラ設定は明確に提示できただろう。
    ライバルであり同志・仲間として過ごした一年間で、経験を積み重ねた。
    繰り返されたバラエティ実習で、お互いの呼吸は把握しきっているし
    培った信頼は、画面越しであってもきっと伝わる。
    「仲良しな音也くん、真斗くんと一緒に唄を歌えて、すっごく楽しいです!!」
    音也がにっこりと笑い返し、真斗がふっと笑みをこぼす。
    仲良しという単語に、疑いを抱かせない空気がそこにはあった。
    スタッフによりスラスラと走らされた黒のマジックが、
    『学生生活について膨らませて』という指令を下したのも
    その雰囲気故であろう。

     *

    途中までー!
    飲み会楽しかったです!
    明日バイトなので寝まする('◇')ゞ
    【 2012/02/18 23:13 】

    | 迷子[うたプリ] | コメント(0) |
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