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    はろうぃんりく
     早乙女学園。アイドル育成校と銘打ちながらも、咲くか咲かぬかの実力勝負。実にシビアなこの場所は、私が目的を、夢を叶えるための足掛かりであり、自身を高める最も適していると考えていたのですが――。
     ここでの生活における、まず始めの誤算は、ルームメイトの存在でしょう。
     一十木音也は明朗で活発、とても素直で、簡単に人のパーソナルゾーンに入ってくる人間でした。「大家族」で暮らしていたから、と、夜はとにかく会話がないと堪えられないと言い、他愛もない話を聞いてもいないのにしゃべり続ける。何度拒否しても全く効果はなく、仕方なく譲歩して、騒がしい中で本を読む術を身に付けようとしましたが、相槌がないのは寂しいのか「聞いてよトキヤ~!」と、私の体を揺さぶってくる。本当に、迷惑極まりないものです。
     二つ目の誤算は、そんな、騒音でしかないはずの彼の話に、いつの間にか引き込まれてしまっていたことでした。
     音也はただ思い付いたままにしゃべっているようですが、人にその情景を想像させるための適度な情報量、飽きさせないテンポと長さを守って、最後にきちんとオチを用意している等、アイドルとして非常に重要な位置にある、トークスキルを経験的に身につけているので、なかなか侮れません。
     しかし、もちろんそれだけでは私が惹かれる訳がありません。彼は話術もさることながら、提供する話題が絶妙なのです。
     音也の会話に主に登場するのは、Aクラスの聖川真斗さん(通称、マサ)と四ノ宮那月さん(通称、那月)。誰とでも仲良くなれる音也ですが、この二人には、他と比べ物にならない位信頼をおいているようです。友人というより、仲間、なのでしょうか。
     音也によって語られる三人の日常は、私と同じ時間軸で同じ学園生活を追っているにも関わらず、毎日何かしらのエッセンスが含まれています。私が思わず突っ込みを入れてしまう、予測の斜め上をゆく行動が大半を占めますが、時折聞くグループ実習の一体感、音也が嬉々として語る二人の実力、コンビネーションは少し嫉妬もしてしまいますね。
     私がSクラスで、レンと翔という、一目置かれる二人と自然と輪をつくったように、才能のある者同士は惹かれ合うのか、神様という存在が見えない糸で結びつけているのか、そんなことすら考えてしまいます。

     

    トキ春になるはず。
    オトくん好き過ぎるだろ……どうしたトキヤさん…
    【 2011/11/08 23:53 】

    | 迷子[うたプリ] | コメント(0) |
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