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    続・さっちゃんと一緒3
    字数増えないし
    リズム悪いし
    なんの実況中継。っていう。
    妄想が先走り過ぎていますね(遠い目

     ***

    試験前の放課後の、食堂。
    同じことを考えるやつは多いのだろう、人で溢れるその場所で
    七海春歌はすぐに見つけられた。
    5人分の席を取っていたことが原因だろうか、
    男子学生3人に絡まれている。
    「あちゃー。予想通りというか……。」
    渋谷が頭を抱え、
    「七海!」
    一十木がすぐに駆け寄って行く。
    聖川と渋谷もそれを追った。
    俺は大きくため息をつく。
    あの女は、どれだけ那月を困らせれば気が済むんだ。
    ゆっくり歩み寄れば、
    一十木が春歌を庇うように立ち、食ってかかるのを
    聖川がなだめつつ、仲裁に入っているのが聞こえた。
    渋谷は春歌を気遣って、それから立ち上がり一十木の援護に入ろうとしたが、
    「うるさいっ!」
    その肩を、男子学生の一人が突き飛ばす。
    「?!!」
    アイドルに喧嘩はご法度。
    飛びかかりたい衝動をぐっと堪えた一十木に代わって、
    「自分より弱い女性に手を出すなど、随分と卑怯なことをする。」
    聖川が眉をつり上げて言う。相当怒っているらしい。
    「なんだと……?!
     もとはと言えば、そっちが悪いんじゃないか!」
    一触即発の空気の中で、
    春歌がそっと渋谷の前に立った。
    大事な友人を守りたい一心なのだろうが、
    その小さな体は震えている。
    ―――ったく、無理しやがって。

    「おい。」
    「砂月くん……?」
    春歌と、他の3人も俺を振り返る。
    「勉強しないのなら、俺は帰るぞ。」
    言葉は那月の友人に向けてはいるが、
    186cmの身長から、怒りを露わにする男どもを睨みつければ
    彼らは急に大人しくなった。
    聖川も言っていたが、
    強いものには尻尾を巻く癖に、弱い者に対しては途端高圧的になる雑魚どもが、
    あんまり俺を苛々させるんじゃねえ。
    捨て台詞を置く余裕もなかったらしい、踵を返して散っていく奴らを
    鼻で笑うと、
    「砂月、すっげーカッコイイ!」
    一十木が飛びついてきて
    「うっとおしい! 寄るな! 触るな!」
    それを引きはがすのに必死になっていると、
    「仲良しですね。」
    「そうだな。」
    和やかな空気で春歌と聖川に見守られた。
    あああ、今すぐ帰ってやろうか! と思う。
    「サンキュー、砂月!」
    渋谷がにっと笑って、席についた。
    それに従って、3人もそれぞれ座る。
    渋谷の向かいに春歌、
    春歌の隣に一十木、その向かいに聖川が座る。
    「よし、頑張ろうな、砂月!」
    一十木が隣の椅子を引いて、俺に笑いかける。
    頑張ろう、じゃなくて、教えてくださいお願いします。だろうが、お前の場合。
    もう何を言っても無駄な気がして、
    黙ってそれに従った。
    ただ、自分が思っていた以上にこの空気に馴染んでいることが
    妙に腹立たしかった。
    【 2011/11/02 17:03 】

    | 迷子[うたプリ] | コメント(0) |
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