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    宛先を同期メーリスにしかけた
    寝 ぼ け て い る !
    はろうぃんなにそれおいしいの?
    と思っていたら11月\(^o^)/

    林春さんラフ書き。
    呼び方は妄想。

     ***

    現役アイドルとして活動していて、
    その上学園の教師でもある私の恋人は、とっても忙しい。
    それでも、できる限り、会おうとしてくれる。
    私と顔を合わせない日が続くと拗ねてしまって、
    「ねえ、春歌。君が足りないよ。」
    と、電話でため息混じりの弱音をこぼし、
    大抵その後、深夜をまわっていることが多いのですが
    「来ちゃった。」
    満面の笑みで玄関の前に現れるその人を、私は部屋に招き入れてしまうのです。
    甘え上手で、とっても可愛らしい先生。
    先生と呼ぶと、口を尖らせて、言い直しを命じられる。
    「林檎さん。」
    「はい、よくできました。」
    額に落ちるキスは優しく、どこか余裕があって、
    この人は私より年上の、大人の男性なんだって実感します。
    くるくると、大人と子供を演じ分けながら、私を翻弄する。大好きな人。

    ソファに並んで座っていると、彼があることに気づきます。
    「あれ、春歌、髪切った?」
    ぐいと顔を近づけて私をまじまじと見つめる林檎さんに、私はぱっと前髪を両手で隠しました。
    「失敗してしまって、恥ずかしいので、あんまり見ないでください……。」
    僅かな抵抗もむなしく、私の両手を引きはがして、まじまじと眺める恋人は
    私よりもずっと可愛らしく美しいので、自分と比べたら情けなくなって、目を伏せました。
    「自分で切ったの?」
    考え事をしていたら斜めになってしまった前髪を、確かに失敗しているね。と林檎さんは笑います。
    「はい。」
    正直に頷くと、髪にキスをされて、
    「じゃあ、俺が整えてあげるよ。」
    にっこり、笑顔を向けられました。
    「いいんですか?!」
    「好きな子を可愛くすること程、楽しいことはないよね!」
    鼻歌交じりに彼はハサミを取って、帰ってきました。
    「じっとしててね……。」
    先生の影が私の額に落ちる。
    真正面から見据えられて、顔と顔の距離が近い。
    どこを見ていればいいんでしょう、視線を彷徨わせて、
    真剣なまなざしに、胸がどきどきして、止まらなくなる。
    ハサミが動く、心地よい金属音に合わせ、
    私の髪が敷いた新聞の上へと落ちる音と、
    目の前の人の息づかいだけが聞こえる。
    あ。先生の睫毛、長い。メイクを落とした後だと思うけれど、それでもしっかりカールしていて
    肌もつやつやで、触ってみたくなってしまいます。
    本当に綺麗な人。
    「よし! 完璧!」
    彼が終わりを告げて、満足げに私を見ているのに気づかない程、
    私は彼に見惚れていました。
    「春歌?」
    「ひゃっ!?」
    肩を軽く叩かれて、びっくりして身体を後ろに逸らし
    バランスを崩して倒れそうになるのを、林檎さんが抱き止めました。
    「もう、何やってるの。」
    「ごめんなさい……。」
    距離が近くて、もう何も考えられません。
    意識をしないと、呼吸するのも忘れてしまいます。
    「どうしたの? ねえ、春歌?」
    口の端を持ち上げて、笑ってみせる彼は、きっと、気づいてる。
    「意地悪しないでください。」
    「イヤ。可愛いから苛めないと。」
    腕で私を支えたまま体重をかけられ、
    優しくソファの上に寝かせられる。
    鼻先同士が触れ合って、私はきゅっと目を閉じます。
    「春歌が目を閉じるのなら、俺は悪戯し放題かな。」
    首筋を指が伝うのを感じて、私は慌てて目を開けました。
    「こんな俺は嫌い?」
    「それは……ずるいです。」
    恋人に翻弄されるのは。
    「好きです……。」
    一度認めてしまえば、あとはもう、自棄になったように、叫ぶ。
    「林檎さんが好きです。
     その綺麗な顔に見とれてました!
     距離が近くて、触れてみたいなって!
     欲情しちゃいましたっ!!」
    「ぶはっ?!」
    いつだって精神的立ち位置は私より上の彼が
    珍しく、吹き出して、
    目を丸くして、
    それから、笑い出す。
    私は、これ以上赤くはなれません、口を尖らせて涙目で
    恋人をほんの少し睨み付けました。
    「ハルちゃん、それじゃあ駄目よ~!」
    あれ、言葉が月宮先生になっています。
    瞬いて、首をかしげます。
    「そんなハルちゃんも可愛いけれど、
     おねだりはもっと可愛くしないと駄目!」
    髪が短くとも、声と口調で一瞬にして女性になるので、すごいです。
    蛍光灯と逆光でも、私にはきらきら輝くアイドルオーラが見えました。
    「おねだり……。」
    ぼんやりと単語をなぞれば
    「作詞の勉強もしたでしょう?
     私の教え方が悪かったのかしら。」
    先生が片頬を膨らませて、ぷんぷんと可愛らしく怒るので
    「ご、ごめんなさい!」
    私は思わず謝りました。
    「はい、やり直し。
     ちゃんと可愛く言ってご覧?
     目の前の恋人をノックアウトよ!」
    左の腕は私を潰さないように脇についたまま
    右の親指と人差し指で銃を作り、私の胸元を撃つジェスチャーをする。
    作詞の授業を思い出して。
    可愛い女性として、目の前のアイドルを描いて、
    この人ならきっと、
    「キスして?」
    と、はっきり言うはず。
    くすりと落とされた微笑みは、男性のもの。
    「よくできました。」
    甘いご褒美に、私は目を閉じました。
    【 2011/11/01 05:08 】

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