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    おいでおいでの手招きに素直に従ったら、
    次の瞬間に私は、彼の腕の中にいた。
    身を固くして、何事だろうかと考える。
    今日は仕事が休みだから、と彼が言うから
    家にあがりこんで、
    だらりだらりと課題をしていただけのはずである。
    会いに来ておいて放置とは、
    若干ひどいカノジョのような気がしないでもないが、
    同じ空間にいるだけである程度満足するのであって
    課題があるからと会うのをやめるなんて考えもしなかったし
    訳がわからない。
    ついさっきまで、彼は彼で洗濯をしたり
    雑誌を読んだりとだらりだらりとしていたはずだ。
    「どうした?」
    わからないなら、聞いてみよう。
    私の問いに
    「抱きしめたくなったから。」
    と、おおよそ答えでない応えをよこした。
    腕に力がこめられたのを感じる。
    「苦しい。」
    つぶやきはすれども、抵抗はしない。
    大好きな恋人に"愛してる"をしてもらうのは
    嬉しくて嬉しくて嬉しくて。
    体温を感じる。
    匂いを感じる。
    肌に触れるこの感じ。
    すごく安心する。
    ほんの少しの優越感。
    たまには、たまには、ね。
    余裕がない彼もいいではないか。
    体の力を抜いて、受け入れる。
    顔を胸に押し付ける。
    ずっと。
    しばらく。
    そうしていた。
    力が緩んで、私はゆっくりと解放される。
    「もう終わり?」
    「苦しいって言った。」
    「言ったけど。」
    「もっとして欲しい?」
    「うん。」
    「駄目。」
    「どうして?」
    見上げた先にいる彼は、はにかんだ。
    この表情は絶対絶対、独り占め。その位好き。
    「違うこともしよ?」
    私の許可を得ないうちに、額に口づけを落とす。
    「ばか。」
    言って私は、体を伸ばす。
    届いた口づけ。
    私は笑う。
    「だめだめ、全然足りない。」
    彼は言って、体を折った。
    「甘えたさんだ。」
    その髪を撫でると、くすぐったいのか目を細めて



    例のごとくバイト(笑)
    【 2011/06/11 18:35 】

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