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    『シロ』と忠犬
    ツン子を書いてみた。
    太腿の描写が楽しかったですv(`∀´v)←

     

    その日も彼は、午後の授業をエスケープする私についてきた。
    校則から十数センチメートルも短いプリーツスカートで
    しかし私は、大股で歩く。
    見られるのが嫌なら短くすんな。花のJK、私的主張。
    謙遜するのも馬鹿らしいので、言わせてもらうと、
    私の腿は女の子特有の丸みとやわらかさを残しつつも太くなく、
    肌の白さもあいまって、絶妙に、エロい。
    制服の白ブラウスをだらしなく着て、
    第2ボタンは、取れてそれからは放置。
    リボンなんて止めるわけないから
    結果、胸元は開いて、インナーのキャミが露わになる。
    そんな姿で、昼過ぎの街をうろつけば
    どこからともなくよってくる、男、男、男。
    彼は、そんな奴等を少しでも減らすべく連れまわす、私の犬。

    別に、頼んだ覚えはない。
    でも、ついてくるから、そのままにしておく。

    忠犬『タロウ』

    ただ、難点なのは
    私が一人になりたい時だって、気付いたら横にいるのである。

    話を戻そう。
    短いプリーツスカートで
    しかし私は、大股で歩く。
    察知しろよ!
    と思いながら、歩く。歩く。
    学ランのズボンの衣擦れの音は、やまない。
    鼻歌混じりのその表情を殴り飛ばしたい。

    今日の私は機嫌が悪い。

    行き違った、大学生らしい男女。
    てめーら、手を繋いで歩く暇あったら働けよ!
    道路挟んで、向こう側の歩道に学生服のカップル。
    学校行って勉強しとけ!
    と自分のことを棚にあげ毒づいていると
    前方から歩いてきていたスーツ男性と肩がぶつかった。
    「すいません。」
    軽く会釈してすぐ歩きさって行く彼の腕に
    「何やってるのよぅ。」
    と甘ったるい声を出しながら絡み付く、セーラー服雌豚。
    「リア充死ねばいいのに!」
    少し、声を張った。

    苛々と、
    会えない寂しさを、他人にぶつけることしか出来ない。

    隣の犬が、
    「『シロ』!」
    と、私を呼んで、にこっと笑った。
    「何?」
    お前は私の機嫌が悪いのがわからないのか。
    にらみつけたが、するりと受け流された。
    「例えば、さ、」
    「は?」
    刺々しい私の声をまったく気にせず、彼は少し先の店を指差した。
    仕方なく、見る。
    「あのウェイトレスのお姉さんは、実は、ハバネロが大好物。」
    「はあ?」
    あくせく働くその人は、ショートカットボブで小柄で可愛らしい。
    「知り合いかなんか?」
    「例えば、」
    私の言葉を無視して、彼はまた別の方を指す。
    柱に寄り掛かって、携帯を扱う若いスーツ姿の女性。
    「あの人は今、会社のパソコンを乗っとろうとしている。」
    訳が、わからない。

    その後も
    特に目的もなく、店に入るでもなく歩き回る私に、
    「例えば、あのサラリーマンは子供九人。」
    「例えば、あのおばあちゃんの昔の通り名は、薔薇姫。」
    「例えば、あっちの車の運転手は、社長。」
    彼はなにかしら言い続け、
    私はそれに対して、
    「煩い。」
    「黙れ。」
    「どっか行って。」
    と、乱暴な言葉を吐き続けた。

    信号が、点滅して、赤になる。
    渡ろうとした私の手を引いて、犬は止まった。
    待てということらしい。
    うっとおしいと思いながらも、
    振りほどかないでやった。
    「例えば、」
    「まだ言うか。」
    「俺は『シロ』のことが、すごく好き。」
    例えば…嘘か本当か。
    どっちだよ!と思った私は、黙殺しておいた。

    彼は私の忠犬。
    躾のきいた雄。
    仕方ないから、
    手を繋ぐ位なら、許してやる。


    (追記)
    mixiから持って帰ってきた、シロちゃんの話。
    もともとシロちゃんは、別に好きな男性がいるのですよ。

    あてんしょんぷりーず。

    ○読んだ後に鬱になっても、私は責任を取りません。
    ついでに言うと、
    書いている私は感情移入した結果、すでに鬱です←
    ○リア充を直接批判する言葉ばかり出てきますが
    作者自身はリア充大歓迎うぇるかむ人間だと
    先に言い訳させておいてください。
    ○直接的な描写は避けましたが、
    健全じゃあないです(苦笑
    ○恥ずかしくなった瞬間に消します(笑





    それではスクロール。









    みんな、死んでしまえばいい。

    まず真っ先に、リア充死ね。滅べ。
    私が幸せになれないのに、
    なんであんたみたいなブスが笑ってるのよ。
    あの制服、バカ高校じゃない。
    死ね。死んでしまえ。
    私が幸せになれないなら
    みんな不幸になってしまえばいいの。
    幸せに縋るような奴は、
    死んでしまえばいいんだ。

    「こら。」
    私がそこまで言ったところで、
    嗜めるように、彼は私を後ろから抱きしめた。
    「というか、まず、あんたが死ねばいいのよ。」
    幸せな家庭を築いているくせに、
    こうやって、私と肌を重ねるあんたが、
    私の不幸の原因が、
    いなくなってしまえばいい。
    「俺が死んだら、『シロ』は泣くんだろ?」
    『シロ』こと私は、彼の腕の中でぐるり回転して、
    手を、伸ばした。
    首元。
    指で、なぞる。
    「そうね。私も死ぬわ。」
    「なら、」
    「死にたいの。悪い?」

    みんな死んでしまえばいい。
    みんなみんな、いなくなって、
    それから、私が死ぬ。

    幸せになれないなら、
    死んでしまえばいいのよ。
    この辛さから、
    逃げ出すために。

    一人で死ぬのは嫌。
    幸せな奴から死ね。
    じゃないと、報われない。

    屍の上で、一秒でも長く、笑って、
    私も、死んでしまえばいい。

    「ねえ、一緒に死のう。」

    知ってる。
    みんな死ななくたって、
    この人一人死ねば、私は死ぬことが出来る。

    打つ。
    脈。
    伝わる。
    首。
    指。
    私の鼓動。

    「嫁さん泣くから、死ねない。」
    と、彼は言った。

    瞳に映しているのは私なのに、
    どうして、

    「お前も簡単に死ぬとか言うなよなー。
     まだ先長いんだし。」

    愛してないなら、もう優しくしないで。
    髪を撫でたりしないで。
    その声で、私を惑わせないで。

    「もう、いい。」
    分かってくれないならいい。

    すでに第2ボタンまで開いたブラウスに手をかける。

    「ねえ、早く。」
    貴方の本能に訴えるから。
    【 2010/04/16 11:24 】

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