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    前期2次試験も終わったよ。
    てことで。

     

    二人で並んで歩くのはいつぶりだろう。
    隣の彼を盗み見る。また背が伸びたらしい。見上げると、とても嬉しそうだった。その表情に、改めて、そうかこれはデートなんだと認識する。
    もう3月。暖かい気候で空模様はすっかり春めいている。ピンクのふんわり花柄スカートは膝丈で、おねぇちゃんと一緒に選んで買った。トップスは白で春らしく。
    彼のためのおしゃれ。
    今更ながら、恥ずかしくなってきた。
    付き合い始めてから何度デートしただろう。もう数えてない。それだけの月日を一緒に過ごしたのに、どうして、こんなに、
    ぱちり。目が合った。真っ赤になってしまう。心臓が痛い。うつむいて、自然と足が早くなる。
    彼は笑った。そして、歩くペースを合わせてくれる。ああそうか、彼の方が足も歩幅も長い。いつも合わせてもらえてたことを実感する。
    どうしよう。泣きそうだ。私はこんなに、こんなに、この人が好きだったんだ。
    ぱちり。
    優しい瞳。私はこんなに、こんなに、愛されているのか。
    軽く混乱していたのか、そのまま、ガラスドアに激突した。
    おでこに衝撃。思わずのけ反る。
    「モモちゃん…!」
    あさのは大丈夫?と問いながらも笑う。ものすごく笑う。恥ずかしさでいっぱいになるし、笑ってもらえることで多少は楽なのだと、これは一緒の時間を重ねた上で知った。
    頬と額を赤くしたまま、私はとにかく中に入ろうと、ガラス戸を押した。
    ぐぎぎぎぎ…
    という鈍い音。
    あさのはまだ笑っている。
    表示を見返した。
    「引」
    ああなるほど、そういうことか…恥ずかしい。
    中に強引に押し入り、彼の表情をまた盗み見る。
    ぱちり。
    目があって、彼は笑顔で私の手を掴んだ。
    「捕まえた!」
    あったかくて私よりも大きい手。
    「ドアぐらい俺に開けさせて。」
    そう言って彼は笑った。
    年下のくせに。
    この表情が生意気で
    そして何より生き生きしてて
    私は何度目かの恋に落ちた。
    これからも。
    心臓の音に慣れる日はこないのかもしれない。

     

    甘いの書きたかったのですー。
    やっぱりモモちゃん可愛いよなぁ。書いてて楽しい。
    バイト行ってきますv
    【 2010/02/28 12:54 】

    | 迷子 | コメント(0) |
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